デザインって結局センスだと思われがちですが、実は センスより“知識”が先 にきます
デザインの世界には、初心者でも一気にレベルアップできる“共通の基礎ルール”が存在しています
この記事では、初心者でもすぐに使える デザインの基礎50の考え方を元にしたエッセンス をまとめて解説します
さらに最後には すぐ実践できる3ステップ も用意しました
今日からあなたのデザインが劇的に垢抜けるはず
1. デザインの土台は「5大要素」で決まる
デザインを作るとき、最初に考えるべきポイントはこの5つです
- ① レイアウト(配置のバランス)
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どこに何を置くかで印象は大きく変わります
要素同士の距離、視線の流れをコントロールできれば、一気にプロっぽさが出ます - ② フォント(文字の雰囲気)
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文字は“声”と同じ
やさしい、強い、知的、カジュアルなど、フォントの選び方だけで世界観が作れます - ③ 配色(色の組み合わせ)
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色の相性は感情を左右します
「信頼」「あたたかさ」「高級感」など、色から受ける心理を理解すると説得力のあるデザインに - ④ 装飾(アイコン・線・背景など)
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少しの装飾で情報の整理やトーンが整います
ただし“足しすぎない”のがポイント - ⑤ 余白(スペース)
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初心者が最も苦手なポイント
余白は「空いている場所」ではなく「情報を引き立てるためのデザイン」
余白を整えるだけで驚くほど洗練されます
2. デザインの軸「4原則」を使いこなす
プロが無意識に使っている、デザインの“正解の形”です
① 近接(まとめる)
関連する情報は近くに置く
これだけで読みやすさが跳ね上がります
② 整列(そろえる)
文字・写真・余白のラインを揃えると、視覚的に整理された印象に
③ 反復(統一する)
同じ色・フォント・装飾を繰り返し使うことでデザインに一貫性が出ます
④ 対比(違いを強調する)
見せたい情報は思い切って大きく/太く
メリハリがつくと一気にプロっぽくなります
3. 視線誘導は「Z・F・N」で決まる
人の視線は、何も意識しないと 一定のパターンで動きます
Z型
Zの軌跡を描くように、左上→右上→左下→右下へ進むパターン
広告・バナーでよく使われます。
F型
検索結果や記事のように、文章を読む場面で使われる視線の動き
情報が多い時に最適。
N型
ポスターやビジュアルメインのデザインで効果的
中央の要素に注目を集めたいときに使われます
視線の流れを前提にレイアウトするだけで、伝わり方が格段に変わります
4. 初心者でもすぐにセンスが上がるコツ
余白は「怖がらずに広め」に
詰めすぎると一気に素人感が出ます
余白は“呼吸スペース”です
フォントは2〜3種類で十分
多すぎるとまとまりがなくなります
色は「メイン1+サブ1〜2」
色数を絞ると世界観が安定します
写真は“明るさと傾き”を揃える
たったこれだけで統一感が一気にUP
主役を一つ決める
デザインは「全部を目立たせる」のが失敗のもと
最も伝えたい要素を一つだけ決めましょう
5. 情報を“魅力的に伝える”という視点を持つ
デザインの目的は「飾ること」ではなく
“情報を正しく、魅力的に届けること”
そのためには、
- 誰に伝えるか
- 何を最優先で届けたいか
- どんな感情を持ってほしいか
この3つを整理すると、デザインの方向性が自然と決まります
◆ 実践ステップ(今日からできる3つ)
迷うなら「このデザインを見た人に何をしてほしいか」を基準に
特に整列と余白を意識すると一気にクオリティが上がります
自然な流れに沿って情報を置くだけで伝わりやすくなります
まとめ
“正しい知識”と“整理の仕方”を身につけるだけで誰でも上達できます
- 5大要素で雰囲気を作り
- 4原則で整理し
- 視線誘導で読みやすくする
これがプロが使う基本の型
今日紹介した内容を意識すれば、
普段の資料づくり・SNS投稿・チラシなど、どんなデザインでも確実に垢抜けます
私たちも日々学び続けている立場だからこそ、読者の皆さまと同じ目線で基礎を積み重ねながら、より良いデザインを一緒につくっていければ幸いです
参考動画:youtubeーかの | 経営者とデザイナーの2足のわらじ
【初心者必見】この1本でデザインが劇的に垢抜ける デザイン50の基礎 | 講師歴5年目のデザイナーがレクチャー👀✨
↓下記URLから今回話題にした動画をご覧いただけます。
https://youtu.be/AlVuEfUNTmk?si=PWNyaX5dos2N4OmY


