レイアウトが変わるとデザインは一気に伝わる

― 初心者が一段階レベルアップするための実践的考え方 ―

デザインが「なんとなく整わない」「素人っぽく見える」と感じる原因は、配色や装飾ではなくレイアウトにあるケースがほとんどです。
実際、プロと初心者の差は、使っているソフトや素材ではなく「情報の並べ方」に表れます。

この記事では、Adobe Illustratorなどのデザインツールを使うことを前提に、誰でも再現できるレイアウト改善の考え方を解説します。

目次

レイアウトの本質は「見る順番」を決めること

レイアウトとは、見た目を飾る技術ではありません。
見る人が、どの順番で情報を理解するかを設計することが本質です。

多くのデザインは、次のどちらかの流れで読まれます。

  • 上から下
  • 左から右

この流れを無視して要素を配置すると、どんなに素材が良くても「読みにくいデザイン」になります。

まずは、視線が自然に流れる並びになっているかを確認することが重要です。

一番伝えたいことは必ず1つに絞る

情報を詰め込みすぎると、結局何も伝わりません。
レイアウトを考える最初のステップは、「主役」を決めることです。

  • 一番伝えたい言葉
  • 最も見てほしい情報
  • 強調したい数字やキーワード

これらの中から、1つだけを主役として選びます。
主役はサイズを大きくし、配置でも優先順位をはっきりさせます。

他の情報は補足として扱うことで、全体が整理されます。

安定した構成を作るコツは「下から組み立てる」こと

レイアウトが不安定になる原因の一つが、上から順に作ってしまうことです。
おすすめなのは、下側を先に決める方法です。

下段は、全体の重心になりやすい位置です。
ここに主役、または情報の土台となる要素を置くことで、構成が安定します。

下が決まってから上に要素を追加していくと、バランスを崩しにくくなります。

余白は「何もない場所」ではない

余白を減らせば情報量は増えますが、読みやすさは下がります。
余白は無駄ではなく、情報を整理するためのスペースです。

要素同士の距離が近すぎると、視線が詰まり、理解しづらくなります。
あえて空けることで、重要な部分が自然と目に入るようになります。

「詰めない」という判断も、立派なデザインスキルです。

揃えるだけで完成度は上がる

要素の位置がバラバラだと、無意識に違和感を与えます。
レイアウトでは、揃え方を統一することが非常に重要です。

  • 左揃え
  • 中央揃え
  • 右揃え

このいずれかに決めて、途中で混在させないようにします。
それだけで、デザイン全体が引き締まります。

色は役割で管理する

色数が多いほど、デザインは難しくなります。
基本は3色以内に抑えます。

  • 背景色
  • 文字色
  • 強調色

それぞれに役割を持たせることで、視認性が上がり、伝わりやすくなります。

迷ったら「足す」より「削る」

デザインで迷ったときは、新しい要素を追加するよりも、削ることを優先します。
情報が整理されるほど、レイアウトは洗練されていきます。

まとめ:意識すべきポイント

  • 主役は1つ
  • 視線の流れを作る
  • 下から組み立てる
  • 余白を恐れない
  • 揃えを統一する
  • 色は3色以内
  • 迷ったら削る

これらを意識するだけで、デザインは確実に見違えます。










参考動画:youtubeプロのデザイン講座うえのくんチャンネル
【デザイン上達】ワンランク上のレイアウトスキルが身につくテクニック【Adobe Illustrator】
↓下記URLから今回話題にした動画をご覧いただけます。
https://youtu.be/tBGAUC0rPF4?si=MSnZQxTiFsMoCzoM

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